ili(イリー)と一緒に済州島家族旅行5 イリーと旅して家族旅行はどう変わった?

3歳と11歳の娘を連れての3泊4日の済州島(韓国)家族旅行を終え、イリーを持っての旅について感じたことをまとめてみたいと思います。

イリーを持っていくことで旅の幅が広がった

まず最初に、イリーを持っていくことで私たち夫婦が感じた「旅の変化」から紹介します。

私たちは、夫婦+3歳、11歳の娘の4人家族です。夫婦ともに英語はそれなりに話せるため、これまで海外に行くときにはほぼすべて英語で解決してきました。これまで子連れで訪れた国は、香港、韓国(ソウル)、中国(上海)、ベトナム(ダナン・ホイアン、ホーチミン)等ですが、特にそれで困ることはありませんでした。

ソウルや上海に行ったときは、確かに苦労することもありましたが、身振り手振りや書いたり指さしたりで何とかはなるものです。

ですので、済州が外国語が通じにくいとはいえ、恐らく今回もイリーなしでも、旅はごく普通に成立していたでしょう。

では、イリーを持つことで何が変わったか。

ひとつめは、私たち夫婦(親)の気持ちです。いかに私たちが能天気でも、やはり子連れで海外へ行く以上子供たちの安全への配慮は欠かせません。

済州は治安も安定していますから、めったなことは起こらないでしょうが、子供たち(特に3歳の次女)が疲れた様子なら予定を変更して、最短ルートでホテルへ戻りたいとか、子供が食べられる(辛くないOR火が通った)食事を注文するというようなことは、最低限必要になります。

そういったことが、現地の言葉で伝えられるという安心感から、いつもの旅よりも少し冒険をしてみようという気持ちになれました。例えば完全ローカルな路線バスの旅を選ぶなどは、子連れだと躊躇しがちですが、今回とてもいい思い出になりました。

そしてふたつ目は、やはりより多くの「現地的」な経験ができたこと。今回の旅でいえば、最初に入った市場のお刺身屋さんやスーパーで質問をしながらお惣菜を購入できたことは印象に残っていますし、世界遺産の城山日出峰の磯で海女さんとお話しできたのも貴重な経験です。

5年生の娘にも、韓国の方々の生活をいつもの旅よりも見せることができたかなという満足感もあります。

三つめは、すごく単純ですが、とにかくレストランの注文が楽ということです 笑。我ながら単純な理由すぎて恥ずかしいくらいですが、食事は一日3回は絶対に必要ですし、旅先ではおやつタイムも多くなりますから重要ポイントです。

「お勧めのメニューはどれですか?」「これは何の肉ですか?」などと聞くだけで、一気に注文しやすくなりますし、「これは何人前ですか?」と聞けば量を間違えて注文することも無し。助かります。

使い方のコツは?

イリーを実際に現地で4日間使ってみて、上手な使い方も分かってきました。

まず、最初はシンプルなことですが「恥ずかしがらないこと」です。私の場合、最初に使ったときはちょっと恥ずかしく、通じるのかも心配で、かなり緊張してしまいました。ですが、何度か使っているうちに慣れてきて、イリーを使う心の抵抗がなくなってくると、うまく使えるようになってきました。「慣れ」は結構あると思いますので、心配な場合は日本で家族やお友達と何度も試してみると良さそうです。

次に、実際に質問をするときです。質問が通じても相手からの返事が聞き取れないのでは、あまり意味がないので、質問は「Yes/No」形式あるいは、「簡単な英単語」で返せるような内容にするのがポイントですね。

例えば、写真を見て「美味しそうだけどこの食べ物は何だろう」と思った時は、「これは何ですか?」と質問するよりも「これは何が入ってますか?」「これは辛いですか?」などと質問すると、答えを理解しやすく、かつだいたいのイメージが掴めます。

そして、注意すべきだと感じた点もあります。イリーは旅行等でよく使うシンプルな文章であれば、かなりきちんと翻訳してくれるように思いますが、機械翻訳だけに固有名詞は苦手なようです。

例えば「私の名前は●●です」というような単純な文章でも、名前に「桃」だとか「松」だとかが入っていると、そこを忠実に「peach」や「pine tree」などと訳してしまったり、ここでは伏せますが私の旧姓(少し変わった名前です)などは「because of the city」などと訳されてしまい、意味不明な文章になります。(私は英語版で確認しましたが、恐らく韓国語も同じように訳されると思います)

行先に固有名詞が含まれている場合は、行先は紙に書いたり地図を指さすなどして「ここに行ってください」などとお願いするほうが良さそうです。

困ったことは?

4日間を通じて振り返ってみると、イリーの翻訳能力に関しては、大きな問題はありませんでした。訳された韓国語を私が理解できないので、正確さについてハッキリは分かりませんが、旅行の間ひとまずこちらの言いたいことは通じていたように思います。

もちろん万能ではないものの、私たち家族が今回の旅で経験した内容は確かにこれまでの韓国旅より深いものとなりましたし、「旅行を楽しくOR便利にするツール」としては、十分期待に応えてくれる内容だったと感じています。

ただ、困った点もありました。音量調節ができないことです。イリーはかなり大きな音で再生されますので、市場等や屋外ではいいものの、高級ホテルのロビーや、静かなレストランでは、フロア中に響き渡ってしまいます。

今回も最初のレストランでは、昼過ぎで人が少なかったので、お店中の人の注目を集めてしまい焦りました。欧米などでは特に使えるシチュエーションが限られるのではないかと思われますし、また逆に中国のような賑やかな国では、もっと大きな音も必要かもしれません。

音量調節ボタンは、ぜひ付いていて欲しいなと思います。

それを除けば、使い方がとてもシンプルで老若男女誰にも使いやすく、軽くて携帯しやすく、充電の持ちも十分、と、かなり実用的なアイテムだと思います。済州のような海沿いの観光地が多いところでは、ネット回線に頼らない機械であることも心強いですね。

旅を終えて

イリーはとてもシンプルな機械ですが、やはり言葉は人の心を繋いでくれますし、「言葉が通じる」ということは旅をより楽しくしてくれるものだ、とこの4日間の旅で改めて感じました。

また、イリーはとても簡単に使えるものですので、旅行に持っていくのはもちろんのこと、日本で使うのも良さそうです。外国人のお客様が多いホテル、店舗やタクシーでお客様への案内に使ったり、子供たちが外国語に興味を持つためのツール等としても面白い使い方が出来そうな気がしています。

もっと多くの方に認知され、「こんな使い方をしているよ」というアイデアがたくさん集まると、イリーの旅も楽しくなりそうです。

実際に、イリーを使ってみたい、触ってみたいという方には、一部の都市にはなりますが、家電量販店等で体験できるお店もありますので、ぜひ経験してみてくださいね!

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mica
協力:mica(美容ブロガー&旅ライター)

関西在住の美容ブロガー&旅ライター。きれいになれる旅はもちろん、見た目も味も楽しめる食や、伝統工芸品に興味津々で、京都や滋賀の情報を中心に旅記事を発信しています。二人の女の子の母でもあり、最近は家族でのリゾートにもハマり中。

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